世界から彼らが消えたなら

気ままなジャニヲタによる手記

私のジャニヲタ人生の始まりはじまり。

 私は2年前まではジャニーズに対して一般人程度の知識と興味しかなかったはずだ。しかしそれが気づいたらジャ二ヲタという道を歩み始めている。きっかけは2年前に仲良くなった友達がHey!Say!JUMPの大ファンだったこと(今ではなぜかキスマイのファンになっている)。その子との話題といえばへいせいじゃんぷ。何人グループかすら知らず、へいせいじゃんぷと言われれば「あぁ、バレーの人たちか。あの異常に声高い子。」この程度だった私。そんな私にひたすらじゃんぷのことを語ってくる友。写真を見せ、「この人かっこいいでしょ⁉︎」「あのドラマかっこいいから見て!」友達の勧めにわけのわからぬまま従ったのが間違いだったのかもしれない。「有岡君かっこいいなぁ」これに始まり、最終的に八乙女くんにはまった。気付けば名前すらわからなかったメンバー全員のプロフィールをかるく言えるようになり、曲も聴きまくり、動画も見まくり、完全なるジャ二ヲタ一つ完成。みんなかっこいいね、ていうかかわいいね。そんなことを話すようになり、しかし他の友達には隠し。そんな生活を送っていた。じゃんぷが大好きなはずだった。テレビ露出の少ないじゃんぷを必死に追いかけるくらいには。

 それが今ではどうだろう。なぜかV6にはまっている。11月に永遠の0を読んだ。これ岡田君がしてたよね。映画も見たい。そんな話をしつつ、岡田君関連で図書館戦争シリーズの小説を全部読んだ。とてつもなく面白かった。図書館戦争を読みあさっている間、永遠の0の映画見たさに、岡田君が番宣をしている動画を見まくった。それまでの私の岡田君へのイメージは、綺麗な顔してる、でも小さい。これだ、これに限る。とにかく小さい。しかしどうだろう。動画を見ている間に私はすっかり岡田君の綺麗な顔に心酔した。綺麗な顔も小ささで台無しだというイメージは小さくてもいい!だって綺麗だもん!!というイメージへ。その後V6の動画へ行き着いた。その時の衝撃は忘れない。「なにこの人たち、すごすぎる…。」正直に言おう。私はそれまでV6を売れないおじさんたちだと思っていた。全くと言って興味はなかった。(とてつもなく失礼)それこそTOKIOとV6の区別すらつかなかった。私の友達に、V6が好きだと公言している子がいたが、いくつ離れてると思ってんの、とさんざんバカにした。わたしはV6と同い年で、95年生まれであり、最年少の岡田君とですら15歳も離れている。最年長の坂本君に至ってはまさかの24歳差。あり得ない。こんなに年上を好きになるわけない。その結果がこれだ。まさかの自分ががっつりはまった。聞いてみると、意外と知っている曲が多かった、というのも一つの要因かもしれないが、1番はそのクオリティの高さ。キレキレのダンスにアクロバット。歌もうまい。ジャニーズなのに歌ってる…。それだけで十分驚くのに、生歌であのうまさ。私の中の衝撃は大きかった。こんな人たちいたんだ。こうしてV6という底なし沼にはまって約3ヶ月。もう私は抜け出せない、逃げられない。こんな予定ではなかった。普通の、一般人として一生を終えるはずだった。それがどうした、この展開。たぶん、いや確実に普通の人とは言えないだろう。今年はV6も20周年イヤー。底なし沼からでてこれるわけがない。とりあえずライブに行きたい。DVDが見たい。あぁ、これからどうすればいいのだろうか。